オナ禁が日本を救うという話ですが、決して大げさな話ではありません。
あなたは「パンとサーカス」という言葉をご存じでしょうか?
「パンとサーカス」(ラテン語:Panem et circenses)という言葉は、古代ローマ時代に使われた言葉で、支配者が民衆を食物と娯楽で満足させる戦術のことです。
つまり、民衆の不満をそらすために、適度な娯楽や食事を与えておけば、満足して黙っているよねという支配する側の思想です。
現代でもパンとサーカスは受け継がれる
「パンとサーカス」は昔の言葉ではありますが、現代でも「パンとサーカス」の思想は脈々と受け継がれています。
特に政治家やトップ1%のグローバルエリートが民衆の不満を逸らすため、娯楽や一時的な満足感を提供する戦術として「パンとサーカス」を用います。
少し前の時代では、大規模なスポーツイベントやテレビのリアリティショーがパンとサーカスでした。
しかし、現代においては、ポルノサイトや、ネットフリックス、Youtube、インスタ、tiktokなどさらに高刺激なものが開発されました。
その結果として、気づかぬうちに時間を奪われ、時間だけでなく、行動する活力が奪われています。
ポルノサイトで何時間も過ごし、精力を失った後で何かする気になりますか?ならないですよね?
オナ禁は少子高齢化対策になる
グローバリスト、世界を支配する1%の層は、我々庶民が娯楽に夢中になっており何も考えないことを望みます。
世界を支配する層からすると、本当の自由について疑問を抱かないこと、世界の金融構造に気が付かないことは非常に都合がいい訳です。
昔は今のような充実したポルノサイトはありませんでしたが、今はインターネットを開けば、いくらでもアダルトコンテンツにアクセスできてしまいます。
しかも4kで高画質なったり、無修正になったり、VRになったりと、目の前に美女がいると脳が錯覚し、ドーパミンの過剰放出は留まることを知りません。
スマホを開ければ、絶世の美女が裸でスマホに表れる訳ですから、すぐに欲求が満たされ、行動する力が無くなるのも当然ですよね。
性欲は男の活力であり、性欲が簡単に、しかも最高の状態で満たされてしまえば、行動力は下がります。
この先、セクサロイドが完成したら、女性を口説くなど面倒なことをする理由は益々減っていくことになります。
こうしたデジタルの発達が日本の少子高齢化に繋がっており、国力が減退する原因になっていくでしょう。
以下は、日本の国力の低下を示す以下の4つの主要な指標です。
1・人口の減少 (Decline in Japan’s Population): 2000年から2023年にかけて日本の人口は減少しています。
2・GDP成長率の鈍化 (Decline in Japan’s GDP Growth Rate): 日本のGDP成長率は変動していますが、全体的には成長が鈍化しています。
3・高齢化率の上昇 (Increase in Japan’s Aging Rate): 高齢化率は年々上昇しています。
4・労働力人口の減少 (Decline in Japan’s Labor Force Population): 労働力人口は減少しています。
草食系男子という言葉がありますが、最近の子供は覇気を失い消極的になるばかりです。
それもそのはず、スマホを開けば美女がいる、ソーシャルゲームをすれば疑似的な報酬を手に入れることができるからです。
ソシャゲでレベルが上がったり、アイテムを得られるというのも刈りで獲物を得るのと同じような脳内報酬が得られます。
海外ドラマは仮想世界で臨場感高く過ごすことで、刺激的な世界を疑似的に味わうことができます。
なんの苦労もしないで、脳が気持ちいい状態になるのであれば、そちらに流れていくのは当然のことと言えるでしょう。
わざわざ苦労して学習をして、収入を上げなくても、美女が手に入る訳ですから、やる気は低下していきます。
女性が高収入の男性を好むのは、お金が好きだからではなく、女性の防衛本能で、年収が高いオスは優秀なオスであると本能的に判断するからです。
オナ禁にはメタ認知能力が重要
そして、一番の問題は、こうした娯楽コンテンツが広く世に広まり過ぎて、ある種の市民権を得ていることが問題です。
一応、「アンチポルノ法」の制定でAppleやSamsungがデフォルトでアダルトコンテンツの検閲を行うようになる可能性なども議論されているという報告があります。
ただ、こうした対処療法は、臭いものに蓋をするだけで、本当の意味でのコントロールにはなりません。
見られないとなると益々見たくなるのが人間心理というもので、フィルターなどで制御したとしても、見たい気持ちが強ければ突破してしまうからです。
また、ポルノサイトならまだしも、ネットフリックスを規制するような法案が出ることは無いので、結局は個人の認知能力を引き上げる必要があります。
ポルノサイトではなくても、エロいコンテンツや、脳をマヒさせるコンテンツは、腐るほどあるからです。(ソシャゲ、SNSなど)
なので、結局のところは自身で、ポルノサイトやデジタルコンテンツの害に気づくメタ認知能力が必要になります。
また、こうしたデジタルコンテンツの害があることに、皆で声を上げていかなければならないと考えています。
我々子供たちの世代にとって、悪いものは、しっかりと「悪い」と伝えていく義務があるのではないでしょうか?
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